朝のひとこと
松涛会グループでは、拠点ごとに朝礼時に3分間スピーチを実施しています。
スピーチは自由。ここではスピーチの中からひとつを掲載します。
特養フロイデ金比羅 河根 久恵
昨日、日本列島を横断した台風二十一号は、近畿地方に大きな被害をもたらしました。気象庁によると「非常に強い」状態での台風の上陸は、一九九三年九月の台風十三号以来、二十五年ぶりだそうです。
二十七年前の台風では、下関にも大きな被害があったのを覚えています。我が家も瓦が飛ばされるほどでしたが、まだ学生だった私の学校が休みになることはありませんでした。
あの頃と違うのは、災害に事前に備えるようになったことだと思います。今回も、JRをはじめとした公共の交通機関は事前運休を早々と決め、私たちもそのような動きを取ることに慣れてきました。
自然災害に立ち向かうとは、逃げることなのだと思います。日頃から防災に努め、情報を活かした動きを事前に取る。その学びを大切にしたい、と被害の大きさを見ながら感じました。