朝の一言
入職して半年が過ぎました。日々の業務に慣れつつありますが、最近は休日も勉強会に参加し、自分の時間が確保できず、忙しいと感じることが多くありました。そんな時に、ふとインターネットで見かけた言葉があります。
「世間の人が忙しいという、その半分は無駄に忙しい思いをしているものだ。」
(曹洞宗 峨山禅師)
本当に忙しい時は、「充実感」に溢れているものです。しかし、無駄が沢山含まれている時の忙しさは、「心が亡びる」という文字通りの意味になってしまいます。
無駄な仕事をなくす、自分がやらなくても良い仕事を誰かに移管する、段取り・集中力強化でスピードアップ等、様々な対策が考えられますが、最も重要なのは、「この忙しさは何の為なのか?」を自問することではないでしょうか。自問しながら、仕事をこなしていくことで、「無駄」を「充実」へと変化することができると考えます。
「忙しさ」を自分を成長させる糧として、今後も成長していきたいと思います。
朝の一言(2012.10.17)より
※松涛会グループの各拠点では毎朝、松下幸之助の朗読、朝の一言を行っています。
安岡病院リハビリテ―ション科
理学療法士 大谷夏姫