社会医療法人 社会福祉法人 松涛会

  1. 医療通信

医療通信

朝の一言

  • カテゴリー:安岡病院
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老人の日

 明日9月15日は『老人の日』。15日から1週間は『老人週間』となっています。
 老人週間設定の目的は、国民の間に老人の福祉への関心と理解を深めるという事と、老人が自らの生活の向上に努める意欲を促すということだと聞いています。
 今、下関市には100歳以上の方は152人いらっしゃいます。その中で、何人の方が普通のご飯を食べておられるでしょうか。
 先日100歳になった私の祖母は、箸を持ってご飯の一粒一粒を丁寧に食べています。心筋梗塞も脳梗塞も骨折もしましたが、すぐに回復し、今も元気に過ごせているのは総入れ歯では有りますが、歯があるおかげで、美味しく食べられるからだと思います。
 皆さんは、歯や口の状態が悪くていやな思いをされたことはありませんか。歯と口の健康は、元気な生活の源です。高齢者の方に対しても、私たち自身も虫歯予防・歯周病予防・口腔衛生に取り組み、活力ある長寿社会を築いていきましょう。

朝の一言(2011.9.14)より
※松涛会グループの各拠点では毎朝、松下幸之助の朗読、朝の一言を行っています。

安岡病院3病棟
看護師長 岩本守代

朝の一言

  • カテゴリー:安岡病院
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医療安全管理者として思うこと

 下関に住んでいながら、今年10年ぶりに、関門海峡の花火を見に行きました。久しぶりに間近で見る迫力と夜空の彩りに感動しました。
 花火大会と言えば、十数年前になりますが、明石花火大会歩道橋の群衆事故を覚えていらっしゃるでしょうか。幼い子供を含む死傷者258人の大惨事であり、警察の警備体制の不備、事故後の対応が問題となりマスコミに大々的に報じられました。
 また、先日の天竜川川下りの転覆事故、まだ、原因は正式に報じられていませんが、安全対策に問題はなかったのか、ライフジャケットの着用が義務付けられていた12歳未満の子供に対して「違法とは知っていたが、暑さのために着用を求めなかった」という関係者のコメントがありました。楽しい花火大会が、川下り観光が、一瞬にして悲劇になるとは、誰が予想したでしょうか。
 医療安全管理者として、私たちの日々の仕事に目を転じた時、多くのレポートを提出して頂いていますが、「安全は病院側の論理、安心は医療の受け手側の論理」であることを、今一度、職員の皆さんに認識して頂きたいと思います。
 また、認定看護管理者の教育機関の講義の中で「信用・信頼というソフト、そのソフトが財産となりブランドとなる」と言われたことが、強く心に残っています。
 信用・信頼を築くのは私たち1人1人です。その前提で、患者様や利用者様が体を委ねていることを常に意識していなければならないと思います。安全と安心の医療が安岡ブランドとして構築し存続していくために、そして、職員の皆さんも安全に安心して業務が遂行できるように、医療安全管理室、部署医療安全担当者の皆さんと共に努めて参りたいと思います。

朝の一言(2011.8.19)より
※松涛会グループの各拠点では毎朝、松下幸之助の朗読、朝の一言を行っています。

安岡病院看護部
副看護部長 森國秀美

朝の一言

  • カテゴリー:安岡病院
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皆さんおはようございます。医局の三原です。
 今回、女子サッカーの日本代表である「なでしこJAPAN」が、世界の頂点に輝くという快挙を成し遂げました。
 東日本大震災や原発事故で沈みがちとなっていた私たち日本人に、大きな感動と勇気、そして希望を与えてくれ、また世界の人々にも、どんなに辛く苦しくとも決してあきらめず、心をひとつにして戦うという日本チームの姿に、深い感銘と称賛の気持ちを与えたのはご承知の通りです。
 今日は、朝の一言としてチーム名「なでしこ」という言葉に考えを巡らせてみたいと思います。

 「なでしこJAPAN」という呼び名は、一般公募により決められたということですが、多分「大和撫子」=「理想の日本女性」という印象から採用されたものと思われます。
 ただ、この「大和撫子」という言葉を辞書で調べてみますと、「何事にも控えめな」とか「清楚で可憐な美しい女性」を意味する言葉で、昔は男性から見た「日本女性の理想像」としてよく使われていたと記載されています。しかし、終戦後は、世相が変わった為か、あるいは女性の「生き様における価値観」が変わった為か、この「大和撫子」という言葉は、現在ではほとんど使われることはないとのことです。
 このように、どちらかといえば「か細く、弱弱しい」という印象の「なでしこ」という言葉が果たして日本女子サッカーチームの名称としてふさわしいのかと疑問に感じないわけではありませんが、「大和撫子」という言葉に「清楚で可憐な美しさ」という以外に、「辛抱強い」「いざという時にはしっかりしていて、男を助け、家を守ったりできる」等、「凛とした女性」を指すとも書かれています。とすると、「なでしこJAPAN」というチームの名称は、「辛抱強く、決して諦めずに困難に立ち向かう」チームを表しており、「日本女性を賛美する」素晴らしい名称であると言えます。
 それにしても、サッカーのみならず、柔道やレスリング、マラソン、バレーボール等、スポーツでは最近、男性よりも女性の活躍の方が目覚ましく、「逞しい日本女性」といった印象です。一方、男性はと言いますと、日本ではスポーツ以外でも何事につけ、時代と共に次第に弱く、か細くなってきている感もあり、私も肩身が狭くなっているように感じているところです。

朝の一言(2011.7.20)より
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安岡病院
院長 三原桂吉

 

60-1

安岡病院に入職して

  • カテゴリー:安岡病院
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昨年4月、安岡病院でヘルパー2級講座を受講し、入職をして10ヶ月が経ちました。
この10ヶ月間は、講座での勉強とは違う、介護現場の厳しさ、難しさ、仕事の奥深さに戸惑う日々でした。それは、教科書では学べない事ばかりでした。
患者様それぞれのケアが違う為、プリセプタ―や先輩方が丁寧にご指導下さる中、思うようにできない自分の不甲斐なさに落ち込み、患者様に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。「自分にこの仕事ができるのだろうか?」と悩み続けていました。
そんな中、私の気持ちを察して下さったのか、プリセプタ―や先輩方に「大丈夫だから。」と声を掛けて頂き、アドバイスを受けながら今日に至っています。
何より時折見せて下さる患者様の笑顔に、逆に励まされています。
今後も、正しい介護知識を身につけ、患者様に応じたケアができるように努力し、現場でも信頼される介護職員になりたい。
そして、患者様とそのご家族様に対して技術だけでなく、心の通ったケアができるように笑顔を忘れずにいたいと思います。

朝の一言(2011.5.2)より
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安岡病院7病棟
介護士 岡崎千恵

 

45-1

朝の一言

  • カテゴリー:安岡病院
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私は、車で30分の所にある豊浦町より通勤しています。
通勤途中には、今、薄ピンク色の桜の花が満開で灯りを燈したように明るく、目を引きます。また、春風に花びらが舞っています。道端や畑には、黄色の菜の花が、庭先では真っ白な木蓮の花が咲いています。
病院に着くと、駐車場から歩いてくる間、近隣農家の方々が早朝より畑でお仕事をされていて土の香りがし、病棟に着くと色とりどりのパンジーやビオラの花が迎えてくれます。4階の病棟に着いて手洗いをすると、目の前には青々とした海が広がり、蓋井島や吉見を望むことができます。春を満喫できて朝のスタートとは贅沢さえ感じます。
患者様にも春を感じてほしく、天気の良い日には「外へお散歩に行きませんか?」とお誘いをします。
すると、どの方々も満面の笑みで「いいですねぇ。行きましょう。」と頷かれます。
今、グループホームわたぼうしの周りには、木苺の葉の間から白く可愛らしい花が付いています。イングリッシュガーデンでは、3階辺りまである大きな花梨の木にピンクの花が沢山咲いています。また、菜の花や水仙の花が咲き、白い蝶が舞っています。
池にはメダカがいますが、患者様の目に映りづらいのが残念です。ローズマリーに触れて香りを楽しんだり、皆さん歓声をあげて喜ばれます。
業務に追われる日々ですが、時間を作り、1人でも多くの方の笑顔を見出せるように努めたいと思います。

朝の一言(2011.4.11)より
※松涛会グループの各拠点では毎朝、松下幸之助の朗読、朝の一言を行っています。

安岡病院7病棟
介護福祉士 稲村千恵美

 

44-1

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