安岡病院院長による新年ご挨拶
年頭のご挨拶
皆様、あけましておめでとうございます。
昨年は国の内外で、自然災害や政治体制の崩壊など、大きな出来事が次々と起こりました。中でも、わが国で発生した東日本大震災による大規模な原子力発電所の事故は世界を震撼させた出来ごとでした。いまだに、震災後の復興の道筋も見えない惨状に胸が痛みます。
安岡病院では昨年、斎藤妙子副理事長が「社会福祉功労者」として《山口県知事表彰》を受け、刀禰美津子副看護部長、田代尚之主任作業療法士、木村京子主任看護師が《山口県病院協会》や《山口県健康福祉功労者》の表彰を受けました。職員にとっては大きな誇りと喜びとなった出来ごとでした。更に、森國秀美副看護部長が「認定看護管理者」に、刀禰美津子副看護部長が「感染管理認定看護師」に、いずれも難関を突破して合格しましたが、安岡病院の「質の高さ」を示す出来事であり大変嬉しい出来ごとでした。
今年の干支は「辰」です。「辰」は、草木の形が整った状態を表し、陽気が動いて草木が伸長する状態だそうです。昨年の干支の「卯」が、草木が地面を蔽うようになった状態ということで、「卯」から「辰」への移ろいは、昨年から今年にかけての生命の成長を表すということだそうです。安岡病院では、今年8月に病院機能評価更新の受審を予定しており、昨年からその準備を行ってきました。干支のめぐり合わせとしては大変縁起が良いようですが、「竜」を含むことわざには「竜頭蛇尾」(始めは勢いが盛んであるが終わりは振るわない)や「画竜点睛を欠く」(最後の仕上げが不十分なため、素晴らしいものがつまらないものとなってしまう)などもあり、最後まで気を抜かずにやっていかねばと気を引き締めているところです。
安岡病院
院長 三原桂吉