愛情いっぱいのハーモニー
11月14日 ケアタウン山の田では、高齢者向け住宅入居者様、グループホーム入居者様、小規模多機能利用者様を対象にした行事として女性コーラス「水色の風」の皆様をお招きしてのコンサートが開かれました。今回初めての来館になります。
ステージの始まりは山口県の名勝を題材にした曲で、「瑠璃色のメッセージ」これは2005年国民文化祭の曲に選ばれたものだそうです。聞き慣れた地名が歌で紹介され、たちまちその中に引き込まれていきました。
透き通る美声、息の合ったハーモニーとピアノ演奏、絵本の大型版を使った“歌う絵本の読み聞かせ”「はらぺこあおむし」は、劇を見ているような楽しい演出になっていて、“竹のハンドベル”ともいわれるインドネシアの民族楽器「アンクルン」も登場し、コロコロと奏でた音色が心地よく、歌にとてもマッチしていました。なにより優しい笑顔が歌に溶け込み癒されます。
多忙な日常生活を歌詞にした「5秒前に戻りたい」という曲は、まるで自分の私生活を歌われているかのようで共感でき、励まされました。
最後は会場が2チームに分かれ「うさぎとカメ」「浦島太郎」を輪唱するゲームで、盛り上がりました。
アンコールには「ありがとうの花」そして無理をお願いして、もう1曲「水の中の歌」を披露いただきました。・・・この2曲が持つ歌詞には、たくさんの感謝の言葉やお母さんの羊水で守られている胎児の気持ちを現した愛情いっぱいの言葉があふれていました。静寂の中、しっとりとした美しい声と優しい歌詞に皆様の目には熱いものがこみあげているように見えました。そして会場は歓喜に包まれていきました。
コンサートのあとしばらく優しい気持ちになっていました。
「水色の風」の皆様、次回も楽しみにしています。
愛情いっぱいのハーモニーをありがとうございました。
サービス付き高齢者向け住宅 事業所長 勝尾 雅代