松涛会グループ採用サイト

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医師

患者さん・ご家族の
「真の望み」に応えて

医師 戸田 健一

医師

社会医療法人松涛会安岡病院の歴史を教えてください。

はじめまして。このたびは、採用ホームページをご覧いただいて、ありがとうございます。共に歩み、共に喜び、共に高め合える出会いを願って、ご挨拶とご紹介を申し上げます。
1960年、斉藤医院の開業から、松涛会グループの歩みは始まります。夜間往診も問わず地域医療に取り組む中で「高齢者ケア」と「郊外型の施設展開」のニーズをいちはやく察し、1981年に、響灘を望む風光明媚なこの地に、安岡病院が開設されました。
その後も、社会や時代の変化に先駆けて地域の医療・介護・福祉の充実を図り、現在ではグループ全体で医療・介護7拠点、56事業所が連携しています。近隣の医療機関や診療所の先生方のご支援・ご協力もいただき、地域包括ケアに向けて職員一同で取り組んでいます。

入職した経緯を教えてください。

私が入職したのは16年前、県内の民間病院で当院が初めて緩和ケア病棟を開設した翌年でした。大学時代の恩師の影響で脳神経内科医の道を志して以来、研鑽を積み、急性期病院では8年間、充実して仕事をしていました。しかし将来を考えたときに、ある意味で「反射神経」が求められる急性期医療以上に、在宅を含め、患者さんやご家族と協力して、長く関わりを持てる医療がしたいと考えたのです。

現在取り組んでいることは何ですか?

現在、臨床では神経難病の患者さんの入院・外来・在宅を担当しています。人類の多様性からいって、希少疾患である難病は誰かが引き受けなくてはいけません。「患者さんは我々の代表者」と考え、社会全体で支える体制づくりに地域ぐるみで取り組んでいます。
また、病院全体としては、今秋に「日本医療機能評価機構(3rdG:Ver.1.1)」更新の受審を控え、2020年の完成を見据え本館棟の建て替えと病床機能の再編を計画しています。具体的には、地域包括ケア病棟を開設して、回復期機能の医療への対応を強化します。入院から在宅までをシームレスに支える体制はそのまま、さらに一歩前へ、下関医療圏の地域包括ケアシステムの一翼を担えるよう成長すること、医療レベルをさらに上げることが目標です。

求める人物像を教えてください。

今後、緩和ケアにおける看取りのニーズもさらに高まると予想されます。「納得した看取りができました」といっていただけるような、ご家族も含め、患者さんが何を望んでいるかをしっかりと聞き取る力が必要だと思います。押し付けをせず、つねに本音を話していただける関係を構築できる方に、ぜひお越しいただきたいですね。

最後にメッセージお願いします。

もちろん、「言うは易く行うは難し」です。しかし、ここには素晴らしい仲間がいるのでご心配は無用です。ズルをせず、楽をしようと思わず、笑顔を絶やさず、献身的に患者さんに寄り添う姿は、あらゆる職種で、あちこちで見られます。事務系の職員も、縁の下の力持ちとして日々、支えてくれます。理事長、副理事長が今現在でも誰よりも率先して動く姿が、鏡となっているのかもしれません。当法人の理念「あなたの歓びが、私の生きがいです」を引用するなら、私の歓びは、患者さん・家族と職員の笑顔がみられることです。あなたの専門や経験を生かし、共に医療・介護・福祉の充実に取り組んでいただけるなら嬉しく思います。

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