看護師長 藤野 裕美
二人目の子供を出産し、出産から半年後仕事復帰を考え、託児所のある病院を探していました。 実家から近く、託児所があったことからここに入職をきめました。初めは、デイサービスの看護職で面接に来ましたが、ずっと働いていたこともあり、部長に勧められ回復期リハビリテーション病棟に勤務しました。現在は、東2病棟に勤務しています。
子供が小さい時は、研修に参加することができませんでした。院内、院外共にさまざまな研修があります。研修に参加することが増え、学びたい分野の研修に参加できたり、資格を取得できたりと自分の学びを深められる場がたくさんあります。
入職時は、子供も小さく職場の大きさにも不安でした。指導して下さるプリセプターがついていて、なにかあったら相談できたり、師長さんや主任さんがやさしく声をかけてくれたり相談しやすい環境でした。職場の雰囲気はとても大切だと感じました。
現在の病棟は、特殊疾患で進行性の病気と向き合っている患者さんやご家族がいらっしゃいます。この病棟に異動後不安でしたが、「あなたの声を聞くと元気になる」とおっしゃってくれた患者さんの言葉はいまでも忘れることができません。
進行する病気の為、患者さんは納得できず悩まれている姿を見てきました。患者さんや御家族の思いを傾聴し、思いにそった看護、一緒に治療や今後の方針など、気軽に相談できる環境を作ることを心がけています。
新しく入職された方を、温かく迎い入れること、また学びやすく働きやすい環境づくりを目指していきたいです。看護部には、プリセプター制度があります。定期的に面談を行い、一人ひとりに合わせて進めていくようにしています。職場の環境や仕事に慣れて働き続けられるようサポートしていきたいと思います。