朝のひとこと
松涛会グループでは、拠点ごとに朝礼時に3分間スピーチを実施しています。
スピーチは自由。ここではスピーチの中からひとつを掲載します。
平成29年11月21日
彦島ヘルパーステーション 植田貴実代
安岡病院の近くに「胡家」という中華料理店があります。
店長の胡さんが今年の2月から月に1回「ゆうぱる下関老の山」で中華料理教室を開いています。
北京出身の胡先生は料理を教えてくれながら、中国の風習や大晦日の家族での様子を話してくれます。31日の晩は家族皆が丸いテーブルに集まってぎょうざの皮を作ったり、水ぎょうざを包む手伝いをし、皆で食事をするそうです。
母親の作ってくれた水ぎょうざを食べてからでないと、若者は彼女の所に出掛けることは出来なかったそうです。
北京では寒くて色々な野菜が育たず果物等無くて子供の頃は白菜ばかり食べていたと笑顔で話されます。
中国の風習と良く似た日本の風習や昔は日本にもあったが今では消えてしまった風習を気づかされる貴重な教室でもあります。
豊さと引き替えに失う物の尊さを思いながら、その日作った酸辣湯スープの味に感激した一日でした。