朝のひとこと

松涛会グループでは、拠点ごとに朝礼時に3分間スピーチを実施しています。
スピーチは自由。ここではスピーチの中からひとつを掲載します。

はまゆう苑
事務所 永冨美香

 春は新しい門出、旅立ちの季節です。うちの三女も中学校を卒業し、高校入学を迎えました。卒業式の日に娘から手紙をもらったこともあり、私も娘にはなむけの手紙を書きました。
 「はなむけ」という言葉は、遠くへ旅立つ際に、道中の安全を祈って、馬の鼻を行く先に向けた習慣に由来するといいます。「はなむけ」とは、ひらがなで表記されることがほとんどですが、もともとは、「馬の鼻向け」であり、決して植物の花というわけではありません。相手の進むべき道、幸せを願って文字をしたためれば、そこにつづられた言葉は、まさに相手の意識の鼻先を、行くべき方向へとしっかり導いてくれるはず、娘は遠くへ行くわけではないのですが、実り多き三年間になるようにと、思いを込めて書きました。
 少し話はそれますが、この三月に政府は、成人年齢を二十歳から十八歳に、引き下げる民法改正案を、閣議決定いたしました。すでに、主要国では「十八歳成人」が多く、若者の自立を促す狙いだそうです。成立すれば、民法が制定された明治時代から続く、「大人」の定義が変わります。政府は今国会で成立させ、2022年の4/1施行を目指すようです。そうなれば、うちの三女は十九歳で成人となるかもしれません。関連して、喫煙や飲酒、結婚、クレジット契約、少年法適用の年齢など、様々な見直しが行われます。また、近い将来、天皇陛下の退位による元号の改正をはじめ、世の中は目まぐるしく変化してゆきます。これからの日本を担うべき子供たちは大変でしょうが、何よりまず、精神的にしっかり自立して、それぞれの進むべき方向へと、自分の意識の鼻先を向けて、進んでいってほしいと願っています。

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