朝のひとこと
松涛会グループでは、拠点ごとに朝礼時に3分間スピーチを実施しています。
スピーチは自由。ここではスピーチの中からひとつを掲載します。
脳いきいきデイサービスねぎ 古田 恵子
私の家には、たくさんの記念樹があります。私がはじめて就職した時に植えてもらった、私の好きな八朔の木。2年前、姉の子供が産まれた時に植えたはるみみかんの木。それぞれに今年も実をつけています。
先日、姉の子供と一緒に父と母が実を収穫していました。両手いっぱいに実を抱え持って歩く2人の孫から「また一緒にとろうね。」と言われ、「長生きせんといけんなあー。」と嬉しそうに話す父。なにげない一言でしたが、私にとっては少しさみしく感じてしまいました。まだまだ若いと思っていた父も母も白髪の頭となり、姿も少し小さくなったように感じます。
父と母と一緒に生活をはじめ数年が経ちました。けんかをよくします。しかし、私にとってはよき理解者であり、チーム古田でもある仲良し家族です。
「老いても家で。」最近の父と母の口ぐせです。私も少しずつ親の介護について考えていかなくてはならない年齢となってきました。まずは、出来る事から。一緒に出かける事が少なくなってきた今日この頃。両親と春を探しにでかけようとさそってみたいと思います。