朝の一言

私は、車で30分の所にある豊浦町より通勤しています。
通勤途中には、今、薄ピンク色の桜の花が満開で灯りを燈したように明るく、目を引きます。また、春風に花びらが舞っています。道端や畑には、黄色の菜の花が、庭先では真っ白な木蓮の花が咲いています。
病院に着くと、駐車場から歩いてくる間、近隣農家の方々が早朝より畑でお仕事をされていて土の香りがし、病棟に着くと色とりどりのパンジーやビオラの花が迎えてくれます。4階の病棟に着いて手洗いをすると、目の前には青々とした海が広がり、蓋井島や吉見を望むことができます。春を満喫できて朝のスタートとは贅沢さえ感じます。
患者様にも春を感じてほしく、天気の良い日には「外へお散歩に行きませんか?」とお誘いをします。
すると、どの方々も満面の笑みで「いいですねぇ。行きましょう。」と頷かれます。
今、グループホームわたぼうしの周りには、木苺の葉の間から白く可愛らしい花が付いています。イングリッシュガーデンでは、3階辺りまである大きな花梨の木にピンクの花が沢山咲いています。また、菜の花や水仙の花が咲き、白い蝶が舞っています。
池にはメダカがいますが、患者様の目に映りづらいのが残念です。ローズマリーに触れて香りを楽しんだり、皆さん歓声をあげて喜ばれます。
業務に追われる日々ですが、時間を作り、1人でも多くの方の笑顔を見出せるように努めたいと思います。

朝の一言(2011.4.11)より
※松涛会グループの各拠点では毎朝、松下幸之助の朗読、朝の一言を行っています。

安岡病院7病棟
介護福祉士 稲村千恵美

 

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