再就職支援セミナーを開催して
1月16日から11月20日の5日間、再就職支援セミナーを実施しました。様々な理由から離職された潜在看護師が現場に復帰することを目的に年2回開催しています。1日目は、看護技術(経管栄養法・注射法・採血・吸引法・ボディメカニクス)、4日間は病棟実習を行い現場で看護業務体験をして頂きました。参加者からは、「システムや医療体制が以前と違い、変わってきていることが理解できた。看護職と介護職のチームワークが取れている。フォローして頂けるシステムがあるので、復帰する機会があれば考えていきたい。」と言われました。今後も一人でも多くの潜在看護師がセミナーに参加され、現場に復帰したいと思って頂けるように取り組んでいきたいと思います。
看護部 副看護部長 刀禰美津子

思い出を語る会
緩和ケア病棟は平成26年度145名の患者さんに利用して頂きました。11月7日に緩和ケア病棟の第16回目の遺族会「思い出を語る会」を開催し15家族19名の参加を得ました。当日はお茶やコーヒー、デザートを準備し、入院中の患者さんの写真をスライドで流し、思い出を語り合いました。当時のことを話すだけでも悲しみが思い出されると思いますが、当方へ来て下さったことだけで感謝の気持ちでいっぱいです。
「ここに入院して良かったです」という言葉を頂き、職員も癒やされた時間でした。少しでも心の内を吐き出して明日への活力になれたらと願って、これからも皆さまの手助けになれるよう会を続けていきたいと思います。
緩和ケア病棟 看護師長 山本妙子

緩和ケア週間
平成27年10月3日にホスピス緩和ケア週間にちなんで講演会を開催しました。ホスピス緩和ケア週間というのは、世界ホスピス緩和ケアデーを最終日とした1週間を緩和ケア週間としたものです。緩和ケアについて一般の方に少しでも知って頂くことを目的としています。緩和ケア病棟医師が「緩和ケアと緩和ケア病棟」というテーマでわかりやすくグラフや写真を交えて話しました。緩和ケア病棟看護師が「むくみの緩和ケア」というテーマでむくみのケアやリンパ浮腫へのドレナージの実際を動画を交えて説明しました。また「ご家族にとってのホスピス緩和ケア」のテーマでご家族より貴重なお話を頂きました。当日は医療関係者以外にも一般の方も来られ、120名近くの方の参加を頂きました。 その他緩和ケア病棟見学会やホスピスコンサート・ティータイムにも多数の方の参加がありました。緩和ケア病棟では、季節に応じての行事や患者さんの記念日を大切にしています。患者さんが自分らしく生き抜いて頂けるようサポートいたします。今回のイベントを機会に緩和ケアというものが少しでも理解して頂けるように努力していきたいと思います。
緩和ケア病棟 師長 山本妙子

緩和ケア病棟夕涼み会 平成27年9月4日(金)
9月に入り少しずつ秋が近くなったところで、緩和ケア病棟の夕涼み会を9月4日の金曜日に開催しました。
今年も天気も良くさわやかな日となりました。
会場は病院の広い屋上で行いますが、夜店のように提灯で飾りつけ、当院スタッフ・ボランティアにより焼き鳥・焼きそばをジュージューと本格的に焼き、その場で提供しました。また、かき氷や手作りのデザートなどあり、お祭りの雰囲気を楽しめる会となりました。職員は浴衣や法被を着用し、下関平家踊り保存会馬関連の演奏に合わせてご家族や患者様も平家踊りを堪能しました。フラダンス「トコフラワーズ」の6人の踊りは大地やいのちを感じるダンスでした。
患者様とご家族の方40名とボランティアの方々(セラピー犬のプリンちゃんも)の参加があり、夏の終わりに楽しいひとときを過ごせて頂けたと思います。いつも食欲が少ない患者様がご家族と楽しそうに焼きそばを食べられるのを見て、感動しました。会の終わりに少しでしたが打ち上げ花火や手持ちできる花火をして童心に帰って遊ぶ姿もありました。このようにひと時が楽しい思い出となるよう行事を大切にしてきたいと思います。
緩和ケア病棟 看護師長 山本妙子

第36期介護職員初任者研修修了式
5月30日(土)第36期介護職員初任者研修の修了式を行いました。
4月20日から約1か月半、介護技術を習得し12名に修了証書を授与しました。
講習で学んだことは、仕事だけでなく、私生活でも役立てて頂きたいと思います。
次回(第37期)の講習予定⇒9月中旬予定
安岡病院 事務局