社会医療法人 社会福祉法人 松涛会

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医療通信

緩和ケア病棟クリスマス会

  • カテゴリー:安岡病院
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12月16日(金)、安岡病院の緩和ケア病棟談話室で、緩和ケア病棟「クリスマス会」を18時より開催致しました。当日、雪まじりの寒い日でしたが、会場内は大勢の人の熱気で暑く感じました。
 患者家族35名の参加を得て、余興ではボランティアによるマジックショーや職員のハンドベル演奏を行いました。当院栄養科による手作りバイキングでローストビーフ、握りずしやケーキ等を提供致しました。
 最後にキャンドルサービスと共にサンタクロースがトナカイを連れてそりで登場♪「メリークリスマス!」
 患者様のおひとりが涙を流して感激されていたのを見て、感動致しました。これからもクリスマス会のひと時が楽しい思い出となるように会を続けていきたいと思います。

安岡病院緩和ケア病棟
看護師長 山本妙子

 安岡病院に入職して2年、緩和ケア病棟を担当させて頂く事になって1年が経ちました。
 今回初めてクリスマス会に参加させていただき、とても驚きました。「病棟で行われるクリスマス会」として私が想像していたものを遥かに超えていたからです。
 お料理はホテルのバイキングの様な豪華さ、看護師さんたちの出し物や衣装、ボランティアの方々のマジックショー等、とても素晴らしいものばかりでした。
 中でも、普段「なにも食べる気がしない」と言っている方が「おなかいっぱい食べたよ」と嬉しそうに話してくれたり、「歯が弱いから固い物は食べられない」と言っていた方が「お寿司を5貫も食べれたよ」と笑顔で報告してくれる姿はとても印象的でした。
 普段、緩和ケア病棟に理学療法士として患者様と一緒にリハビリを行っていますが、今回の素晴らしいクリスマス会に参加させて頂き、とても貴重な経験をすることができました。とても嬉しく思います。ありがとうございました。

安岡病院緩和ケア病棟担当
リハビリテーション科 理学療法士 新田梨乃

 

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看護部 平成23年度 院内ケア研究発表会

  • カテゴリー:安岡病院
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12月15日(木)17:30より松涛会各部署からも参加していただき123名の参加者のもと、平成23年度 院内ケア研究会を開催いたしました。
 発表内容としては、排痰援助に関するスタッフ教育、デスカンファレンスや退院支援カンファレンス、老人保健施設の役割やデイケアにおける看護師の役割、排便援助や胃瘻の管理、医療安全に関する意識調査などで、各部署の特徴をよく現したものでした。
 今年度の新たな取り組みとしては、全ての研究計画書を倫理委員会にとおし、内容によっては審議をしていただきました。更に研究計画書の段階で岡田教育担当部長に個別指導をうけ、統計についても統計処理を行ったデータを取り入れた研究が増えてきました。
 研究への取り組みは患者様・利用者様の安全・安心・安楽につながっていくものです。今年度の発表を全国の大会で発表し、松涛会の医療・介護・福祉を伝えていきたいと考えています。

安岡病院看護部
研究委員会 岩本守代
(回復期リハビリテーション病棟看護師長)

 

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第12回思い出を語る会

  • カテゴリー:安岡病院
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日時:平成23年11月5日(土)
   14:00~16:00
場所:安岡病院 地域交流ホーム

プログラム
14:00 開会
挨拶 松涛会理事長 斎藤正樹
黙祷
挨拶 緩和ケア病棟担当医 柴田冬樹
14:20 語らいの時間
14:50 思い出の写真・スライド鑑賞
15:10 オカリナ演奏
15:30 ご家族より一言
15:40 挨拶 緩和ケア病棟看護師長 山本妙子
15:50 記念撮影
16:00 閉会

 安岡病院の地域交流ホームで、緩和ケア病棟遺族会「思い出を語る会」を開きました。あいにく朝から雨でしたが、会の始まるころには、雨が止みました。
 ご遺族20名近くの参加を得、故人の写真をスライドにして写したりボランティアによるオカリナ演奏をプログラムに入れて、語らいの時間を設けました。
 また当院の栄養課手作りのデザートと飲み物を提供させていただきました。
 2時間の間、故人の在りし日がついこの間のことのように話をしました。
 短い時間ではありましたが、少しでも心の内を吐き出して明日への活力になれたらと願っています。職員もご家族の方と再会でき、安心することができました。これからも皆さまの手助けになれるよう思い出を語る会を続けていきます。

安岡病院緩和ケア病棟
看護師長 山本妙子

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平成23年度 「ホスピス緩和ケア週間」講演会の報告

  • カテゴリー:安岡病院
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日本ホスピス緩和ケア協会では毎年10月の土曜日に設けられる「世界ホスピス緩和ケアデー」を最終日とした一週間を「ホスピス緩和ケア週間」と定め、国内のホスピスや緩和ケア医療の普及啓発活動に取り組んでいます。

 当院でも今年は10月1日土曜日に、ポスター掲示や地域講演会・施設見学会・コンサートなどを開催し,地域の方々に多数来訪いただきました。

 講演会では、緩和ケア病棟の山本師長、リハビリテーション科から専任の新田理学療法士、そしてホスピス緩和ケア担当医師である私・柴田冬樹を含めた3人のスタッフが約2時間にわたって、それぞれの立場からホスピス緩和ケアの患者さんへのかかわりと、日々の取り組みをお話させていただきました。
(愛する家族の一員が重篤な病を宣告されて死に至るまでの日々を真摯に担われ、その貴重な経験をこのような公共の場でお話することに対して快い御了承を与えて下さった、多くの御家族の皆さまの深い受容と好意とに、あらためて厚くお礼を申し上げます)

 2ヶ月前から歩けなくなり失意のうちに転院してきた末期癌の患者さんがホスピスでのリハビリによって再び歩けるようになった事例、医療スタッフとの明確な対話によって一緒に死に向き合いながら家族の一人一人へ永別の挨拶を済ませて穏やかに逝去された老婦人、鎮静剤を用いた適切な介入によって臨終期の病室の葛藤がすっかり和らぎ、妻と夫が互いに何の罪の意識も憐憫の情も感じることなく再び良い時間を共有できた夫婦、3代続けてこの安岡病院を終の棲家とし逝去された御一家とその後の経過、40年来の家族間の確執がホスピスでの看取りを契機として氷解した家族の事例、そしてホスピス緩和ケア病棟におけるライフレビュー(自分史語り)の重要性、最終ゴールの同意に至るまでの家族の一致の必要性、などを各症例から供覧させていただきました。

 講演会終了後のアンケートでは、「家族の死が納得できました」「ホスピスは救いであり希望だと思いました」「事例を紹介しながらのお話が分かりやすく,理解が深まり、感動しました」「希望が見えてきました」「これからも継続して聞かせてください」などと好評でした。
一方,「入院医療費のことも具体的に知りたかった」「病床数が少ないことに、がっかりした」とのお叱りや,励ましの内容もいただきました。すべて,これからの私たちの課題として真摯に受け止め、さらに精進し続けたいと願っています。

安岡病院緩和ケア病棟
医師 柴田冬樹

第3回くじら料理コンクール市長賞受賞

  • カテゴリー:安岡病院
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平成23年9月25日(日)シーモールパレスに於いて、下関くじら普及啓発キャンペーン実行委員会が事務局となっている『第3回くじら料理コンクール』にて『市長賞』を頂きました。
応募した『くじらキムチちぢみ』のレシピは、韓国のキムチと下関のくじらをちぢみにしたもので、日本と韓国のコラボレーションになっています。
今回の経験を活かして、地域の食文化、季節の食材を大切にした献立の作成を行い、患者様、ご利用者様に喜んでいただける食事の提供を行っていきたいと思います。

[作り方]
1.くじら肉を一口大の薄切りにし、すりおろしたにんにく・しょうが・酒を加える。
2.おばいけは2cmのザク切りにする。
3.ニラは根元を除き、3cmのザク切りにする。
4.キムチは2cmのザク切りにする。この時、水気は切らない。
5.えびは背わたを除き、包丁でみじん切りにし、すり身状にし、酒・塩を振り入れる。
6.卵は割りほぐし、分量の水・しょう油・塩とまぜて卵液をつくる。

写真上
表彰式後、中尾市長を始め審査委員の皆様と表彰を受けた方達と共に撮影。
右下が中尾管理栄養士。
写真下
市長賞を受賞した『くじらキムチちぢみ』

安岡病院栄養科
管理栄養士 中尾矩子

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