社会医療法人 社会福祉法人 松涛会

  1. 医療通信

医療通信

朝の一言

  • カテゴリー:安岡病院
  • 投稿日:

医療安全管理者として思うこと

 下関に住んでいながら、今年10年ぶりに、関門海峡の花火を見に行きました。久しぶりに間近で見る迫力と夜空の彩りに感動しました。
 花火大会と言えば、十数年前になりますが、明石花火大会歩道橋の群衆事故を覚えていらっしゃるでしょうか。幼い子供を含む死傷者258人の大惨事であり、警察の警備体制の不備、事故後の対応が問題となりマスコミに大々的に報じられました。
 また、先日の天竜川川下りの転覆事故、まだ、原因は正式に報じられていませんが、安全対策に問題はなかったのか、ライフジャケットの着用が義務付けられていた12歳未満の子供に対して「違法とは知っていたが、暑さのために着用を求めなかった」という関係者のコメントがありました。楽しい花火大会が、川下り観光が、一瞬にして悲劇になるとは、誰が予想したでしょうか。
 医療安全管理者として、私たちの日々の仕事に目を転じた時、多くのレポートを提出して頂いていますが、「安全は病院側の論理、安心は医療の受け手側の論理」であることを、今一度、職員の皆さんに認識して頂きたいと思います。
 また、認定看護管理者の教育機関の講義の中で「信用・信頼というソフト、そのソフトが財産となりブランドとなる」と言われたことが、強く心に残っています。
 信用・信頼を築くのは私たち1人1人です。その前提で、患者様や利用者様が体を委ねていることを常に意識していなければならないと思います。安全と安心の医療が安岡ブランドとして構築し存続していくために、そして、職員の皆さんも安全に安心して業務が遂行できるように、医療安全管理室、部署医療安全担当者の皆さんと共に努めて参りたいと思います。

朝の一言(2011.8.19)より
※松涛会グループの各拠点では毎朝、松下幸之助の朗読、朝の一言を行っています。

安岡病院看護部
副看護部長 森國秀美

糖尿病と血糖測定器の実技

  • カテゴリー:安岡病院
  • 投稿日:

安岡病院の入院患者様や外来患者様、在宅サービスの利用者の方に糖尿病の方が増加しております。現在、糖尿病外来教室や病棟勉強会を開催し普及等に努めています。
 8月18日(木)地域交流ホームにて、医師を始めすべての職種を対象に「糖尿病と血糖測定器の実技」の研修会を約80名の参加で行われました。
 三和科学研究所の石橋政也様に講演して頂き、内容は糖尿病の講義と血糖測定器の実技でした。実技では、参加者同士がモデルとなり写真のように熱心に真剣に行っておりました。

安岡病院看護部
看護部長 小原良江

 

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フットケア勉強会

  • カテゴリー:安岡病院
  • 投稿日:

日時:平成23年8月4日(木曜日)
場所:第1会議室
主催:フットケアチ-ム

 昨年、鶴田先生の研修を受講しましたが、各部署での実践が浸透していなく、各部署より、前回研修を受けたメンバ-が集まり、フットケアチ-ムで実技の確認を行いました。
 各グル-プに分かれ、デモンストレーションを行いながら、参加された皆さんは真剣に取り組み、デモンストレーション終了後、活発に意見交換をして研修を終了しました。

安岡病院7病棟
看護師 金子栄

 

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研修報告会

  • カテゴリー:安岡病院
  • 投稿日:

毎月25日に開催されるグループ合同の研修報告会。
研修については、松涛会グループ全体で積極的に取り組んでいます。

7月は、25日(月)13:00より開催。
職員約150名が聴講。
発表数は5題。発表の演題、発表者(部署、名前)について以下参照。

・ 医療法人社団松涛会理念、基本方針、行動指針について
松涛会常務理事 斎藤英樹
・ 管理者研修 2011年版「人が育つ職場 辞めない職場づくり」
3病棟看護主任 藤野仁美
・ プリセプター研修直前フォローアップ研修
6病棟准看護師 松岡京子
・ 第1回ロボットリハビリテーション研究会
リハビリテーション科理学療法士 田中伸朋
・ 私の事業所運営
コスモス訪問看護ステーション師長 小林 愛
・ 施設内通貨「フーク」導入について
社会福祉法人松涛会 施設内通貨委員会 河根久恵

松涛会グループ
常務理事 斎藤英樹

 

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朝の一言

  • カテゴリー:安岡病院
  • 投稿日:

皆さんおはようございます。医局の三原です。
 今回、女子サッカーの日本代表である「なでしこJAPAN」が、世界の頂点に輝くという快挙を成し遂げました。
 東日本大震災や原発事故で沈みがちとなっていた私たち日本人に、大きな感動と勇気、そして希望を与えてくれ、また世界の人々にも、どんなに辛く苦しくとも決してあきらめず、心をひとつにして戦うという日本チームの姿に、深い感銘と称賛の気持ちを与えたのはご承知の通りです。
 今日は、朝の一言としてチーム名「なでしこ」という言葉に考えを巡らせてみたいと思います。

 「なでしこJAPAN」という呼び名は、一般公募により決められたということですが、多分「大和撫子」=「理想の日本女性」という印象から採用されたものと思われます。
 ただ、この「大和撫子」という言葉を辞書で調べてみますと、「何事にも控えめな」とか「清楚で可憐な美しい女性」を意味する言葉で、昔は男性から見た「日本女性の理想像」としてよく使われていたと記載されています。しかし、終戦後は、世相が変わった為か、あるいは女性の「生き様における価値観」が変わった為か、この「大和撫子」という言葉は、現在ではほとんど使われることはないとのことです。
 このように、どちらかといえば「か細く、弱弱しい」という印象の「なでしこ」という言葉が果たして日本女子サッカーチームの名称としてふさわしいのかと疑問に感じないわけではありませんが、「大和撫子」という言葉に「清楚で可憐な美しさ」という以外に、「辛抱強い」「いざという時にはしっかりしていて、男を助け、家を守ったりできる」等、「凛とした女性」を指すとも書かれています。とすると、「なでしこJAPAN」というチームの名称は、「辛抱強く、決して諦めずに困難に立ち向かう」チームを表しており、「日本女性を賛美する」素晴らしい名称であると言えます。
 それにしても、サッカーのみならず、柔道やレスリング、マラソン、バレーボール等、スポーツでは最近、男性よりも女性の活躍の方が目覚ましく、「逞しい日本女性」といった印象です。一方、男性はと言いますと、日本ではスポーツ以外でも何事につけ、時代と共に次第に弱く、か細くなってきている感もあり、私も肩身が狭くなっているように感じているところです。

朝の一言(2011.7.20)より
※松涛会グループの各拠点では毎朝、松下幸之助の朗読、朝の一言を行っています。

安岡病院
院長 三原桂吉

 

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