社会医療法人 社会福祉法人 松涛会

  1. 医療通信

医療通信

朝の一言「これからも…」

  • カテゴリー:安岡病院
  • 投稿日:

  私は昨年4月からコスモス訪問看護ステーションで勤務しております。

 御本人、家族と密に関わる訪問看護の仕事は、看護分野の中で医療の原点であると言えると思います。

 訪問看護の仕事を通じ、最も感動することは御本人と家族の力を感じる時です。

 退院後、在宅生活を続けていかれるうちに、ADLが拡大され、表情も豊かになられ、自宅は御本人にとって、一番リフレッシュ出来る場所。きっと安心されるのでしょう。

場所が身体に与える影響は本当に大きいと感じます。

 状態が良くなっていく…。その過程を共に感じる事が出来るのは、大きな喜びです。

 その反面に悪くなる方もいらっしゃいます。バイタルサインだけではなく、御本人のいつもと違う表情や訴え等を見極め、異常の早期発見に努めていきたいと思います。

 まだまだ未熟ですが、これからも御本人、家族の力を感じながら、素敵な笑顔に出会えるように、知識や技術を更新し、観察力を高め、日々自己研鑽に努めていきたいと思います。

 そして地域の方々へ貢献していきたいと思います。

 

コスモス訪問看護ステーション
看護師 大石紀子

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斎藤理事長講演会

7月13日、松涛会斎藤理事長による講演会がケアタウン山の田で行われました。

テーマは「認知症とがん」。平均寿命が女性87歳、男性81歳と言われる通り、会場は8割以上女性で埋め尽くされました。ユーモアいっぱいのお話に笑い声が溢れた講演となりました。色々お話されましたが、暴飲、暴食はさけ、適正体重を保ち、好奇心を持ち、常に前向きに行動し、時にはボーリングに興じ…そういった理事長の生き方こそ認知症やがんを遠ざけ、長生きをするコツなのではと思いました。

 

ケアタウン山の田

拠点長 黄丹絵美子

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医療安全研修会「BLS&ALS」

  • カテゴリー:安岡病院
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  本年度の医療安全対策委員会の研修テーマとして、BLS(一次救命処置)ALS(二次救命処置)を取り上げ、全職員対象に急変時の対応について学ぶ研修会を企画した。それに際して医療安全対策委員会では、「下関厚生病院」副院長の森永俊彦先生に講演を依頼した。

 BLSとは、具体的に

   ・緊急事態の評価が出来る

   ・気道確保、呼吸・循環を十分に保つこと(胸骨圧迫)

   ・早期の除細動

であり、その一つ一つの作業の内容が具体的に説明された。とてもわかりやすく、あっという間の一時間だった。以前やはり医療安全の研修で「AED」の実習が行われたが、その際にはただ傍観するだけだったことが少し悔やまれた。講演内容は理解出来たとしても、もし実際の立場になったら、果たしてどこまで冷静に対応出来るか不安が残った。

 参加したスタッフも真剣に聞き入ってメモを取っていた。主催した立場としては、意義ある研修会であったと思う。

 さらに個人的にはいつも講演に参加して思うことだが、直後に復習して自分の知識として構築していくよう心掛けたいと今回は強く感じた。

 次回、講師の先生が可能であれば、さらに二次救命処置について詳しい講演をお願いしたいと思う。

 さらには、医療機器メーカーとタイアップして、実際に体験出来る研修会が計画出来るよう、医療安全委員会としても室員で取り組んでいきたいと思う。

 

医療安全管理室 

薬局長 花谷美緒子

平成25年第1回 山の田内科「健康教室」

1年間、お休みをいただいた「健康教室」でしたが、平成25年度より再開することになり、その第1回目を6月8日(土)に「長生きのコツ」というテーマで6月1日に山の田内科院長に着任された佐田英明医師により講演を致しました。当日はケアタウン山の田の入居者様やご家族・外来通院の患者様、地域にお住まいの方たち等、約75名の皆様のご参加をいただきました。講演終了後にはご希望の方に看護師による血圧測定や健康相談等の時間を設けさせていただき「次はいつですか?楽しみにしていますよ」と言って下さる方達もいらっしゃいました。沢山のご参加を頂き有難うございました。

 

 山の田内科 看護師 䑓 なおみ

 

以下、院長所感です。

 

 『いちばんの趣味は書物を読むことです。物を書くことも好きです。大勢の前でお話しをすることも相当に好きです。講演時間をたっぷりと戴き、自由な話題設定を許して戴ければワクワクします。

 講演の中で病気を話題にすることはあまりありません。基本は概ね生理学です。長年、生理学の研究者だった経験を生かしています。生理学?生理学とは、誰でもが持っている生体機能やその原理を記述した科学です。消化と吸収、呼吸や循環、運動とか生殖です。視覚や聴覚や痛覚などの知覚機能もそうですし、思考や記憶、恐怖や快感といった精神機能もそうです。免疫や遺伝もそれです。

 これからも、講話の機会をいただければ、抱腹絶倒の生理学エピソ-ドを紹介しながら楽しい時間を提供いたします。

 さて宣伝です。生理学的な小話を満載した著作物を刊行しました。一話読み切りスタイルの、『物陰のキングコング(東洋出版)』と、『ほう、妊婦が来るたびウサギを殺すのかね(東洋出版)』がそれです。視力と知力と根気のある方はぜひご購読下さい。財力も必要?前者が1500円、後者が1000円です。

 

 山の田内科院長 佐田 英明 』

 

※次回予定  日 時 7月13日(土)14:00~

       講 師 安岡病院理事長 斎藤正樹

       テーマ 『認知症とガン』

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朝の一言 「今思うこと」

  • カテゴリー:安岡病院
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私は、このたび介護福祉士に無事合格しました。

そして介護福祉士に合格して今思うことは、食事に行く時や更衣室に行く時など2階に上がる時に目に入る斉藤理事長のお言葉で「初心にかえる」です。この「初心にかえる」という言葉は、今の私がもう一度思い出さないといけない言葉だと思います。

 

入職したばかりの頃は、患者様との会話を大切にし、第一に患者様のことを考えコミュニケーションをとり業務を進めていましたが、日々の日常業務のなか忙しさを理由に業務優先となり、流れ作業的に業務を進めている自分がいたと思います。

 

この機会にもう一度初心を思い出し、患者様の話に耳を傾け、会話を楽しみ、気持ちをくみとれる患者様のための介護ができるように心がけていきたいと思います。そして、4月に入職された新人スタッフの初々しい姿を見ているとますますそう思ってきます。

 

皆さんも、4月に入職された新人スタッフを見て新人の頃を思い出してみてはいかがでしょうか。

 

5病棟 宮田

5病棟:宮田洋人 - コピー

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