社会医療法人 社会福祉法人 松涛会

  1. グループ通信

グループ通信

俊智!! お帰りなさいコンサート

 8月24日 久しぶりの雨となったこの日、長野で活躍しているシンガーソングライター「俊智」さんが二回目のライブのためケアタウン山の田に来られました。お帰りなさいというのは、彼が下関生れということもあるからです。

 当日ポスターを見た利用者様は「シンガーソングライターって何?」とか、「私は昔の歌しかわからんよ」とおっしゃりながら、2Fにレストランホールに集われました。

 一曲目『竹田の子守唄』から始まり、『ふるさと』では皆様と合唱し、平家物語をテーマにしたオリジナル曲『月のうたげ~祇園精舎~』などを情感たっぷりに歌い、壇ノ浦の戦いで散った平家の栄枯盛衰と諸行無常を表現しました。

 利用者様は、しばし異次元の空間に誘われ、目を閉じる方、じっとピアノのほうを見つめる方、手でリズムを取っておられる方・・・さまざまに過ごされています。

 途中、温かい紅茶とクッキーでティーブレイク。体にやさしいカフェ方式のコンサートで後半も楽しんでいただきました。

 今回はケアタウン山の田へCDのプレゼントがあり、代表してサービス付き住宅のN様に受け取っていただきました。

 今日のコンサートどうでしたか?とマイクを向けると、ピアノの前で聞いておられた小規模多機能利用者の女性は「涙が出そうで言葉になりません」と声を詰まらせ、また職員も「ふだんは生のピアノ演奏・歌を聴く機会がないので、忙しい毎日ですが心の中がほっこりと優しい気持ちになりました。」と皆様それぞれ感じていただいた様です。

 この日下関は久しぶりの雨になりましたが、ケアタウンの中にも感動の雨がしっとりと降ってくれました。

 

グループホーム ケアタウン山の田

管理者 冨岡紀久江

DSCF2662P1010394P1010410

夏祭り

 7月20日に今年で4回目となる、「ケアタウン山の田夏祭」を催しました。

梅雨も明け、この日の最高気温は33.4度。今年の夏を象徴するような暑い1日でしたが、ご利用者様は模擬店のかき氷を頬張り、夏祭りを楽しまれました。

  ご利用者様、地域の皆様と一緒に楽しんだカラオケ大会では、手話を交えての「明日があるさ」を全員で歌い、最後は毎年恒例となった松井事務長による「まつり」に合わせて職員のお神輿と、ご利用者様が作った大きな団扇で盛り上がりました!

 夕刻になり、地域のボランティアの方も参加して下さって皆で平家踊りを踊り、ご利用者様、地域の方々、職員同士、日常では体験できない経験を参加された方全員で共有でき嬉しく思っています。

 夏はこれからが本番ですが、体調に気を付け、ご利用者様と共に過ごしてまいりたいと思います。

 

小規模多機能 ケアタウン山の田

介護福祉士  室永慎一

DSCF2329 DSCF2286 P1010126

斎藤理事長講演会

  7月13日、松涛会斎藤理事長による講演会がケアタウン山の田で行われました。

テーマは「認知症とがん」。平均寿命が女性87歳、男性81歳と言われる通り、会場は8割以上女性で埋め尽くされました。ユーモアいっぱいのお話に笑い声が溢れた講演となりました。色々お話されましたが、暴飲、暴食はさけ、適正体重を保ち、好奇心を持ち、常に前向きに行動し、時にはボーリングに興じ…そういった理事長の生き方こそ認知症やがんを遠ざけ、長生きをするコツなのではと思いました。

 

ケアタウン山の田

拠点長 黄丹絵美子

OLYMPUS DIGITAL CAMERA OLYMPUS DIGITAL CAMERA

イベント食『七夕ソーメン』

 7月7日の七夕の日、ケアタウン山の田では、イベント食『七夕ソーメン』が行われました。孟宗竹の器に盛られた冷たいそうめん。星の形をしたニンジンや錦糸卵、しいたけ、えび、きゅうり、みょうがといった色とりどりのトッピングはまるで夜空に輝く天の川のよう…。

 また、各テーブルには氷柱花が飾られ涼しげな雰囲気を演出。「きれいね…」とうっとりされる方、思わず手を伸ばし「わぁ、冷たい!!」と驚かれる方。それぞれ暑い日々に、少しでも涼しさを感じていただけたご様子でした。

 利用者様と職員で竹を囲んでの楽しい昼食。いつもとはひと味違う雰囲気に会話も弾み、食欲も弾み…、楽しいひと時を過ごすことが出来ました。

 

ケアタウン山の田 
グループホーム介護士 広瀬知佳

P1000993 P1000990 OLYMPUS DIGITAL CAMERA

「認知症サポーター養成講座」

 6月28日(金)に「認知症サポーター養成講座」が「認知症の人と家族の会」下関ブロックの主宰で、ここケアタウン山の田で開催されました。

 講師は会の世話人でもあり、社会福祉士・主任介護支援専門員でもある松本麻子氏。歯切れの良い話し方と経験に裏打ちされた豊富な実例を紹介されながらの講座はあっと言う間の1時間30分でした。又、その後の家族の方を囲んでの意見交換は『認知症になったとしても、介護する側になったとしても、人としての尊厳が守られ日々の暮らしが安穏に続けられなければならない。認知症の人と家族の会は、共に励まし合い助け合って、人として実りある人生を送るとともに、認知症になっても安心して暮らせる社会の実現を希求する』という理念通り、家族の方が日頃の思いのたけを涙ながらに述べられるのを皆さんがその心に寄り添いながらのひと時でした。

 高齢社会を迎え、もはや他人ごとではない認知症ですが、グループホームがあるケアタウン山の田では、少しでもお役に立てればと会場を提供しております。次回開催される時は、早めにご案内をしたいと思っております。参加ご希望の方はどうぞお気軽にお電話下さい。

                                                                                               

ケアタウン山の田
拠点長 黄丹絵美子

OLYMPUS DIGITAL CAMERA OLYMPUS DIGITAL CAMERA

最近の投稿

アーカイブ

もっと見る

カテゴリー

その他お知らせ