ケアタウン山の田2周年記念日
4月1日、ケアタウン山の田は開設2周年を迎えました。50年を超える松涛会の歴史の中では、やっと「はいはい」を終えて「よちよち」歩きだした2歳児といったところでしょうか。
職員一同、入居者、利用者の方が1日、1日を楽しく安心して過ごすことが出来る様、頑張ってきました。この2年間、ケアタウン山の田を支えてくださった全ての皆様に感謝致します。ありがとうございました。
お昼は栄養科で用意していただいた、豪華なお膳を皆様で囲み、この2周年をお祝い致しました。
「食べるのがもったいないわね」「美味しいわね」「良いお味だこと」そんな声に交じって、「又、3周年のお祝いを皆でしたいね」との言葉も聞こえてきました。
「さあ、今日からまた1年、新しい糸を紡いでいこう!」と気持ちを新たにした暖かな春の1日でした。
最後に、入居者の方から開設に寄せてプレゼントしていただきました1句を、ここにご紹介いたします。
「ケアタウン 開所を祝ふ 花御膳」 照子
ケアタウン山の田
拠点長 黄丹絵美子

いちご大福作り
2月22日(水)、ケアタウン山の田ではボランティアの方によるビューティレッスンの後、小規模多機能の利用者様、グループホームの入居者様合同で、いちご大福作りを作りました。
いちご大福を作ると聞き「えっ!?どうやって作るの?」「楽しみですね…」と興味津々のご様子。
初めは戸惑いながらも、栄養科の方たちに手伝っていただき、徐々に慣れた手つきとなり、いちごをあんに包む姿が見られました。
出来上がったいちご大福を美味しそうにほおばる方。また、「かわいいね」「食べるのがもったいないね」と眺められている方等、皆様それぞれの幸せそうなお顔が印象的でした。
レストランにボランティアの方も入り、おやつということで自分達が作ったいちご大福を頂きました。
いつもとは違う雰囲気に会話も弾み、楽しいひと時を過ごすことができたようです。
グループホーム ケアタウン山の田
介護士 広瀬知佳

節分祭
2月3日(金)の午後、ケアタウン山の田では、「節分祭」を開催。高齢者向け住宅の入居者様、小規模多機能のご利用者様、グループホームの入居者様に参加していただきました。
今年の「年女」の方々に裃をきてもらい、前に座っていただきました。
最初は、「恥ずかしいからいい」と、ご遠慮されていましたが、自己紹介をしていただき、スタッフのインタビューで「どんなお子様でしたか?」「好きな芸能 人はいらっしゃいますか?」など質問を受けると、皆様ははにかみながら「明るく天真爛漫でした」、「引っ込み思案でした」などお答えいただき、緊張がだん だんとほぐれたご様子。
「節分の唄」や「豆まき」…鬼や福の神に扮したスタッフにニコニコ笑顔で豆をぶつけたり、「子供の頃にかえったみたい」、「節分の行事は何年ぶりかしら」など嬉しいお言葉を頂きました。
「茶話会」では、皆様にお茶と鬼のお饅頭を召し上がっていただきました。
帰りの際に「ありがとう」「お世話になりました」等、お礼の言葉をいただき、皆様にとって一つ一つが大事な出来事であり、一日一日を大切に過ごされているのだと改めて実感致しました。
ケアタウンの入居者様、ご利用者様、皆様がいつもニコニコした笑顔で過ごされるように心がけたいと思います。
ケアタウン山の田 サービス付き高齢者向け住宅
管理人補助 西村ひろみ

大正琴の音色にのせて
ケアタウン山の田では1月28日、山の田北部公民館のカルチャースクールで練習をされている、大正琴「琴凌流、琴姫会」の皆様による初春コンサートが行われました。
新たな年の初めのコンサートにふさわしいアコーデオンとお琴の音色をミックスした、あでやかな演奏に感動したのは私だけでしょうか?
グループホームから参加された方も次第に表情が変わり、大正琴に合わせて大きな声で楽しげに歌われました。
「琴姫会」の皆様のはつらつとしたインタビューへのお答えや、91歳には見えないくらい若々しく、生き生きした男性会員のご様子に、趣味を持つ大切さをつくづく感じました。
参加者の皆様と一体になった演奏会に、初めて大正琴に出会った小学生の頃を思い出し、いつまでも余韻に浸ってしまいました。
グループホーム ケアタウン山の田
介護福祉士 池田かおり

にぎり寿司パーティー
10月のイベントとして、ケアタウン山の田では「グループホーム」「小規模多機能」「サービス付き高齢者向け住宅」の皆様が一堂に会し、にぎり寿司パーティーを行いました。
まず、レストラン入口でパット目に飛び込んでくる“寿司”と描かれた暖簾に吸い寄せられ、その横にはいか・ふく・まぐろ…と「お品書き」がカラフルに下がっていて食欲をそそります。そのカウンターの奥には法被を着た栄養科職員さんが威勢良くお寿司を握っている光景が広がります。まるで、お寿司屋さんに来ているようなサプライズな演出です。本場の職人さん顔負けの美味しさに「どちらのお寿司屋さんですか?」と尋ねられるほどの腕前。
すご技にも驚きました。“きざみのにぎり寿司”です。それはキザミ食対応の方に作られたもので、ネタを細かく刻んだあとシャリに乗せ原型のまま見事に6貫が復元されました。なによりいつも原型のないきざみ食を召し上がっている入居者様には最高のおもてなしだったことに違いありません。
「今日は何の日?」「いいことがあったの?」とニコニコされてお声をかけて来られる入居者様や利用者様。いつもは無口な入居者様も大きな声で「ありがとう。ごちそうさん。」と笑顔でお帰りになられました。
幸せそうな皆様の笑顔を拝見していますとレストラン業務の慌ただしさも一瞬に消え心が癒されます。わずか昼食のひとときでしたが、思い出に残るイベントになりました。
ケアタウン山の田
管理人補助 勝尾雅代
