社会医療法人 社会福祉法人 松涛会

  1. グループ通信

グループ通信

大正琴の音色にのせて

ケアタウン山の田では1月28日、山の田北部公民館のカルチャースクールで練習をされている、大正琴「琴凌流、琴姫会」の皆様による初春コンサートが行われました。

新たな年の初めのコンサートにふさわしいアコーデオンとお琴の音色をミックスした、あでやかな演奏に感動したのは私だけでしょうか?
グループホームから参加された方も次第に表情が変わり、大正琴に合わせて大きな声で楽しげに歌われました。
「琴姫会」の皆様のはつらつとしたインタビューへのお答えや、91歳には見えないくらい若々しく、生き生きした男性会員のご様子に、趣味を持つ大切さをつくづく感じました。
参加者の皆様と一体になった演奏会に、初めて大正琴に出会った小学生の頃を思い出し、いつまでも余韻に浸ってしまいました。

グループホーム ケアタウン山の田
介護福祉士 池田かおり

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初詣『中山神社参拝』

新しい年を迎え、寒い日々が続いていますが、「ケアタウン山の田」では“グループホーム”“小規模多機能”の皆様、職員24名で綾羅木にある中山神社に初詣に行きました。

予定していた日は、『今年一番の寒さになる』と言われており、大変心配していました。当日、24日は朝から雪・・・。バスの中から参拝でもと思っていましたが、中山神社に到着する頃は、雪もなく日差しがあり、皆様の日頃の行いの良さがうかがえました。
中山神社では、皆様、熱心に参拝されていました。『今年の健康をお願いしました』『皆さんの幸せをお願いしました』『平和であるようにお祈りしました』など様々の思いをお祈りされたようです。
寒い中での参拝でしたが、『寒かったけど来て良かった』『外に出ると気分が変わるね』『足が悪いから、一人だとなかなか出掛けられないのよ。声掛けてくれてありがとう』と、皆様喜ばれていました。
帰りのバスの中では、次の外出について『桜、見に行きたいね』『温泉もいいね』など話がされました。
高齢で足が悪くなり、外出が難しくなられる方がいらっしゃいます。これからも外出支援を続け、皆様の気分転換や、喜びを増やしていきたいです。
暖かくなる春ごろ、今度は花見を予定しています。

小規模多機能型居宅介護 ケアタウン山の田
介護士 菊川幸恵

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にぎり寿司パーティー

10月のイベントとして、ケアタウン山の田では「グループホーム」「小規模多機能」「サービス付き高齢者向け住宅」の皆様が一堂に会し、にぎり寿司パーティーを行いました。
 まず、レストラン入口でパット目に飛び込んでくる“寿司”と描かれた暖簾に吸い寄せられ、その横にはいか・ふく・まぐろ…と「お品書き」がカラフルに下がっていて食欲をそそります。そのカウンターの奥には法被を着た栄養科職員さんが威勢良くお寿司を握っている光景が広がります。まるで、お寿司屋さんに来ているようなサプライズな演出です。本場の職人さん顔負けの美味しさに「どちらのお寿司屋さんですか?」と尋ねられるほどの腕前。
 すご技にも驚きました。“きざみのにぎり寿司”です。それはキザミ食対応の方に作られたもので、ネタを細かく刻んだあとシャリに乗せ原型のまま見事に6貫が復元されました。なによりいつも原型のないきざみ食を召し上がっている入居者様には最高のおもてなしだったことに違いありません。
 「今日は何の日?」「いいことがあったの?」とニコニコされてお声をかけて来られる入居者様や利用者様。いつもは無口な入居者様も大きな声で「ありがとう。ごちそうさん。」と笑顔でお帰りになられました。
 幸せそうな皆様の笑顔を拝見していますとレストラン業務の慌ただしさも一瞬に消え心が癒されます。わずか昼食のひとときでしたが、思い出に残るイベントになりました。

ケアタウン山の田
管理人補助 勝尾雅代

 

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朝礼『朝の一言』

秋の行楽「綾羅木郷遺跡めぐり」

 当日は、前日の雨とは、うって変った好天に恵まれ、グループホームの入所者の方、小規模多機能ご利用の方、職員、合計37名で、綾羅木郷遺跡と考古博物館見学へ行ってきました。
下関に長年住んでいながら、はじめて訪れた考古博物館の展示品は、下関の土器時代からの長い歴史を感じて感慨深いものがありました。
 それにも増して、博物館の敷地内にあるレストラン「弥生の里」でのティータイムは、心のこもったおもてなしもあり、とても感動的でした。
 「弥生の里」のオーナーの方はグループホームに入所しておられるM様の甥にあたる方で、以前から一度訪れて欲しいと思っていらしたそうですが、なかなか実現せず今回の外出ツアーを楽しみに待っておられたそうで、涙ながらに皆さんに歓迎の挨拶をされていました。
 又オーナーの方は高専賃に入居されているNさんの息子さんとも親友で、度々家にも遊びに行かれたとの事。ごちそうを食べさせて頂いた想い出話しをされていました。
 Nさんも嬉しさのあまりオーナーの方に抱きついて喜んでおられました。色々な出会いがあり、私も思わずもらい泣きをしてしまいました。
 ほんの2時間足らずでしたが、皆さん思った以上にしっかり歩かれ、さわやかな秋の日差しを満喫されていました。
 日頃、なかなか外出支援をする機会が持てませんが、今回のように生き生きとした嬉しそうな表情を見せていただくと、又是非、美しい紅葉を見に一緒に行きたいと思いました。

朝の一言(2012.10.6)より
※松涛会グループの各拠点では毎朝、松下幸之助の朗読、朝の一言を行っています。

ケアタウン山の田 小規模多機能型居宅介護
事業所長 臺なおみ

 

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和琴と洋琴そして抹茶の香り

ケアタウン山の田では、吉岡陽子様と坂田晶子様による、日本伝統の和楽器『お琴』とドイツの洋琴『ライアー』の演奏会があり、入居者様やご家族、地域の方が多数参加されました。
 ライアーとは、別名『キンダ―ハープ』と呼ばれ、つまりは子供のための竪琴だそうです。あまり見かけない楽器に皆様とても興味津々のご様子でした。お琴の音色はもちろんのこと、初めて耳にするライアーの音色はとても優しく、心に響くような素晴らしい音色で、入居者様の中には演奏を聴き、感動して涙される方もいらっしゃいました。
 お琴とライアーの演奏で『荒城の月』や『故郷』等を参加された方と一緒に歌ったり、お二人の素敵なトークに耳を傾けり…。
 また、演奏の後にはお二人とご一緒にお菓子とお抹茶の茶話会もあり、皆様ニコニコ笑顔で心温まるひと時となりました。

ケアタウン山の田 小規模多機能型居宅介護
三村さや香

 

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