朝の一言「これからも…」
私は昨年4月からコスモス訪問看護ステーションで勤務しております。
御本人、家族と密に関わる訪問看護の仕事は、看護分野の中で医療の原点であると言えると思います。
訪問看護の仕事を通じ、最も感動することは御本人と家族の力を感じる時です。
退院後、在宅生活を続けていかれるうちに、ADLが拡大され、表情も豊かになられ、自宅は御本人にとって、一番リフレッシュ出来る場所。きっと安心されるのでしょう。
場所が身体に与える影響は本当に大きいと感じます。
状態が良くなっていく…。その過程を共に感じる事が出来るのは、大きな喜びです。
その反面に悪くなる方もいらっしゃいます。バイタルサインだけではなく、御本人のいつもと違う表情や訴え等を見極め、異常の早期発見に努めていきたいと思います。
まだまだ未熟ですが、これからも御本人、家族の力を感じながら、素敵な笑顔に出会えるように、知識や技術を更新し、観察力を高め、日々自己研鑽に努めていきたいと思います。
そして地域の方々へ貢献していきたいと思います。
コスモス訪問看護ステーション
看護師 大石紀子
ハス田見学
7月17日、猛暑と闘いながらも入居者の皆様と富任にある観察院の蓮田見学に行って参りました。3年前から何とかこの美しい蓮の花を皆様にお見せできないものかと思い、今回思い切って企画しました。暑い毎日が続くので参加者が少ないかなとも思いましたが、19人の参加でバスの中も大盛り上がりでした。
皆様、観察院の中までお参りされて、予定時間の10分間を1時間もオーバーしてしまいました。次の予定地、下関市立考古博物館を見学した後、中にあるイタリアンレストランでオーナーの特別メニューのケーキセットに舌鼓を打ちながら、パワフルな皆様は「こんな企画、毎月やって欲しいね」とか、「こんな美味しいものはじめてね」とか…時間を忘れてにぎやかでおしゃべりに花が咲きました。
こうした楽しい企画を又立てて、ケアタウン山の田の生活に彩りを添えて頂けたらと思います。
ケアタウン山の田
拠点長 黄丹絵美子
夕やけ楽団コンサート
7月14日(日)ケアタウン江の浦3Fのグループホームリビングにて、「夕やけ楽団コンサート」が行われました。グループホーム入居者様とご家族、小規模多機能、彦島ショートステイの皆様や、地域の方々も参加されました。
楽団のメンバーは女性1人、男性6人、ドラム・ギター・ベース・トロンボーン・サックス・ピアニカ・笛・ウクレレと、実にたくさんの楽器を使用し、懐かしい童謡や歌謡曲の数々が演奏されました。
手や上体を動かしながら、会場は皆さんの歌声に包まれていきました。「上を向いて歩こう」「憧れのハワイ航路」などは、いっそう大きな声で歌われました。
曲名を答えてもらうクイズでマイクを向けられた方も、恥ずかしそうにされながらも大きな声でお答えになり、満面の笑みを見せて下さいました。
生演奏の素晴らしさと懐かしいメロディー、楽団の皆さんの気さくなお人柄に触れ、会場にいた43人の心が一つになったような感じさえいたしました。
「とってもよかったよ」「また来てくださいね」心からの声も飛び交い、会場を後にする方々も、「本当に楽しかった!」と言ってくださったことも、嬉しかったです。
音楽で繋がる人と人のご縁を有り難く思うと同時に、ずっともっと繋げていけたらいいなと思えるひとときでした。
ケアタウン江の浦 グループホーム
事業所長 保多盛
俳句サークル
7/14(日)、俳句サークルの定例会が行われました。
今回のテーマは「挑戦」「衣替え」「笑顔」「七夕」でした。
優秀作は次の通りです。
・縁台に声はずませる将棋連(K様)
・フロイデの暑い階段上がり下り(N様)
・笹飾り願いの重さに頭たれ(W職員)
・笹竹に幼字揺れる軒の下(M様)
・アジサイに傘かたむけて母笑顔(Y様)
8月のテーマは「海水浴」「光る・輝く」「命・生命」「夏祭り」です。
次回も個性あふれる作品をお楽しみに。
ケアハウスフロイデ彦島
介護士 竹内由美子
斎藤理事長講演会
7月13日、松涛会斎藤理事長による講演会がケアタウン山の田で行われました。
テーマは「認知症とがん」。平均寿命が女性87歳、男性81歳と言われる通り、会場は8割以上女性で埋め尽くされました。ユーモアいっぱいのお話に笑い声が溢れた講演となりました。色々お話されましたが、暴飲、暴食はさけ、適正体重を保ち、好奇心を持ち、常に前向きに行動し、時にはボーリングに興じ…そういった理事長の生き方こそ認知症やがんを遠ざけ、長生きをするコツなのではと思いました。
ケアタウン山の田
拠点長 黄丹絵美子